毎晩のスキンケアに欠かせないクレンジング。
メイクは時間が経過することで、皮脂や空気中のちりやほこりと混ざり合って「汚れ」となってしまいます。
この汚れを放置してしまうと、肌のざらつきやくすみ、毛穴のよごれ、ニキビなど肌トラブりの原因に。
今日は正しいクレンジング方法をお伝えします。
クレンジングで重要なことは
「肌に負担をかけず、きちんとメイクを落とすこと」です。
特に気を付けたい3つのポイントをチェック!
メイクをしっかり落とそうとして、ゴシゴシこすると肌の負担になるためNG!
しっかりメイクの日は洗浄力の高いクレンジングを選んで肌に負担をかけずに落としましょう。
クレンジング料を手に取って、手のひら全体にのばし、くるくると大きな円を描くようになじませましょう。
目もとは皮膚も薄く、ダメージを受けやすい場所。
特にウォータープルーフタイプのマスカラなどは普通のクレンジング料では落ちにくいため、
肌だけでなくまつ毛にも負担になってしまいます。
メイクは薄めだから、クレンジング料も少しでいいよね!というのは間違いです。
クレンジング料はメイクを落とすだけでなく、摩擦をやわらげてくれる働きも。
刺激から肌を守るためにもきちんと規定量を守りましょう。
手に汚れがついているとクレンジング力が下がってしまいますので、キレイに手洗いしてからクレンジングを行いましょう。
また、手や顔が濡れていても使えるクレンジング料もありますが、
水に濡れた状態で使用するとクレンジング力が下がる場合があるので、
できるだけ乾いた状態で使うことをおすすめします。
規定量のクレンジング料を手に取ります。
そして手のひら全体にのばしましょう。
こうすることで、クレンジング料が体温で温められて、伸び広がりがなめらかになります。
手のひらで包み込むように顔へなじませます。
塗り込むというよりは大きな円を描いてなじませるように。
こすらなくても、自然とメイク汚れは浮いてきます。
小鼻のきわなどの細かい部分は指の腹を使って小さい円を描くようになじませましょう。
毛穴が気になるからといって力を入れすぎないように注意!
ぬるま湯を顔にバシャバシャとかけるのではなく、
手でぬるま湯をすくって肌になじませるという過程を何度か繰り返します。
すると、汚れを含んだクレンジング料が肌の上で白くにごります。
にごってきたら、そのにごりを洗い流すようにすすぎます。
この時使用する温度は「今日から始める!正しい洗顔」でもお伝えした通り、
少しぬるいかな?と思うくらいのぬるま湯で。
クレンジングの後は洗顔を(※ダブル洗顔不要のものを除く)。
クレンジングと洗顔では落とすものが異なります。
そのため、面倒くさくても洗顔まできちんとすることが美肌への近道です!
洗顔方法については「今日から始める!正しい洗顔」をご参照ください!
\プラスワンテクニック/
時間と心の余裕があるときにぜひおすすめしたいのが
「蒸しタオルパック」を併用したクレンジング。
やり方は簡単。
1と2の工程の間に蒸しタオルを1分ほど顔において、スチームパックするだけ。
ほんのひと手間ですが、毛穴が開き、汚れも浮きやすくなるので、
いつものクレンジング効果がさらにUP!
蒸しタオルパックの方法
【ポイント】
噂で
「オイルクレンジングは肌によくない」
「オイルクレンジングを使うとニキビができる」
などと聞いたことはありませんか?
使い方さえ間違わなければ、決してそんなことはありません。
「-ニキビの基礎知識- 4.ニキビを予防するために」で田辺先生もおっしゃっていた通り、
クレンジングの種類にこだわるよりも「きちんと落とせるクレンジング」を選ぶことが重要です。
自分のメイクの濃さに応じたクレンジング力のものを選びましょう。
今、私のお気に入りのクレンジングが「フォルミュール クレンジングリキッドAC」。
とろみのあるクレンジングがふんわり肌になじんで、すーっとメイク汚れが浮いてきます。
肌への負担感はないにもかかわらず、クレンジング力は高いので、
普段メイクからしっかりメイクの日まで、幅広く使えることもうれしいポイント。
もし、クレンジングに迷っている方はお試しする価値アリです!
「低温やけど」の基礎知識
「やけど」の基礎知識
4.乾燥しない肌を目指すには
3.乾燥によっておこる肌トラブル
2.肌が乾燥する原因
1.肌がうるおうメカニズム
4.ニキビを予防するために
3.ニキビができたときの対処法
2.大人のニキビと思春期ニキビの違い
1.ニキビはなぜできる?